「自社サービスを提供するターゲットを絞る」
企業において売り上げを伸ばす上では、欠かせない課題の1つではないだろうか。
ターゲットに自社サービスを認知してもらう手段は、広告、販売促進、人的販売、パブリシティ、クチコミの5つが挙げられる。
その中でも、広告に分類されるインターネット広告においては、マスコミ4媒体広告費が5年連続で減少する中、2009年度においても前年対比101.2%の7,069億円で増加を続けている(出展:電通「2009年の日本の広告費」(PDF))。
不特定多数をターゲットとするマスコミ広告からターゲットを絞るインターネット広告へ広告予算を移行した結果が、近年のインターネット広告の躍進につながっているのではないだろうか。また、企業だけでなく個人の広告出稿を可能にしたことも要因として考えられる。
今回はインターネット広告の中でも Yahoo!JAPAN が提供する興味関心連動型広告(インタレストマッチ)について考える。
インタレストマッチは、検索ユーザーの過去の行動履歴や閲覧中のサイトの内容を加味し広告を表示する。また、ターゲットとするユーザーを細分化し、最適な広告を提供する仕組みである。
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つまり、インタレストマッチでは、下記のようにターゲットを細分化することができる。
?性別
?年代
?地域
?時間帯
※携帯版の場合はキャリアの絞り込みのみ
このように、従来の P4P(検索連動型広告?リスティング広告)よりも、詳細に自社のターゲットを絞り込めるのが大きな特徴だ。さらに広告出稿を1クリック1円から配信可能なことや、大手提携サイトにも配信されることもあり、P4P の10倍の広告配信量と言われている。
広告の配信量が増える一方で、確実に広告をターゲットにクリックさせるためには、今まで以上に、自社サービスの特徴や競合の状況を把握し、ターゲットを絞った広告文章を作成する必要がある。
例えば、自社のサービスが都心で展開する賃貸マンションであり、ターゲットを女性としている場合の広告文章を考える。
タイトル:女性向けの●●区賃貸マンション
説明文 :防犯設備や大きな収納など女性に必須な機能が盛りだくさん!
「女性」という言葉で、性別を「女性」に絞り、「●●区」という言葉で地域を「都心23区」に絞ることができるため、上記に該当しないユーザーは広告文章をみてもクリックしない可能性が高いと
判断できる。
上記の文章ならば、P4P でも表現することが可能であるが、インタレストマッチでは、さらに「年代」「時間帯」も可能となり、ターゲットを詳細に設定できる。先ほどの例で考えると、東京23区内に賃貸マンションを探している20?30代の女性に絞り、19?24時まで広告を出稿するということも可能だ。
不況が続くといわれる今、限られた予算の中で、インターネット広告で売上を増加させるためには、自社のターゲットを明確にし、広告をどのように配信していくのかという戦術を再度見直すことをお勧めする。
(執筆:アウンコンサルティング株式会社 SEM グループ)
記事提供:(((SEM-ch))) 検索エンジンマーケティング情報チャンネル
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引用元:アトランティカ rmt
2011年4月10日日曜日
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